MAKANIブログ

相模原のバイクカスタムショップMAKANIのブログ

ミニろく本コース事前テスト①

f:id:makani84pit:20190827180102j:plain

9月16日の本番前の数少ない富士スピードウェイレーシングコースでの50分の練習枠でした。

 

前日に西日本を縦断した台風10号(クローサ)の影響により、FSWの在る小山町は耐久メンバーのきたりんさん曰く「洗車機の中のような雨と風」に見舞われ、走行時間の14時になっても横殴りの雨で完全ウェットコンディション。

 

レインタイヤの感じも確かめるべきだとタイヤも交換して出走して来ました。

 

うちのチームはドライではミシュランですが、レインの場合はサイズの都合上フロントはピレリのJ-GP3等で使われるディアブロレイン、リアはミシュランのパワーレインのフロント用を逆履きで使います。

f:id:makani84pit:20190827180132j:plain

正直言ってどう考えてもミニろく本コース戦フルグリッド140台中最高性能のレインタイヤであると確信していますが、フロント用をリアに逆履きなど使えるのかどうかさえ「やってみなきゃ判らない」内容なので慎重に走り出してみました。

 

まず水温の調整が命題だったんですが、1、2周してはピットインしてラジエターにガムテープを貼る等していたら一瞬で自分の持ち時間は終了。次のけーたに繋ぎます。

 

肝心のタイヤの感触は驚くほど自然に走れるし、むしろ膝も擦れるレベルのコーナリングも出来ていたので「全然グリップも良いし普通に走れる!」と土砂降りの走行後のちょっとアドレナリンが出気味な感じで伝えたのは覚えてます。

 

しかし、1周目を終えて次の1コーナーで転倒。

自力でピットへ戻るも準備の無かったパーツが壊れ、そのままこの日は終了となりました・・・

原因はタイヤとの付き合い方の問題と言うか・・・ここで書いてもライバル足り得る他者にも知られてしまうし、自分にとって意味無いので割愛(破損具合の画像も同様)。

 

時間も半分以下しか走らせられないテストでしたが、得た物としては・・・本当に何が起こるか分からないし、「どんなにバイク経験が有ろうが全ライダー絶対に転倒する」位の覚悟と意識とスペアパーツを用意しなければ、このままでは6時間の完走なんか絶対に出来ないと痛感しました(^^;)

転倒のダメージを軽減させる様な対策も急務です!