MAKANIブログ

相模原のバイクカスタムショップMAKANIのブログ

2019年ミニろく第4戦

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2019/9/16(月)はミニろく第4戦富士スピードウェイレーシングコース戦でした。

終わってから間も空いてしまったし、FBに公開制限無しで正直な思いの丈はぶつけてしまったのでこちらに特に書く事は無いんですが…^^;

今年のメモ代わりに起こった事、思った事だけを羅列しておきましょう。

 

カニワークスチーム不幸中の(?)良いニュースはこちら

 

2019/9/15(日)前日公式練習

・午後の予備枠しか取れず。(何で140台フルグリッドのレースの公式練習なのに先着80台位しか走れないんですかね?非常にふざけてますよね。)

・走行は高橋さん→AxxL本間君→きたりんさんの順だが、きたりんさん時点で回転数が上昇しない&不安定になるトラブル発生。後の検証でCDI(装着後間もない黒POSH新品)の故障と判明。

・まだCDI故障と断定出来ていない段階で様子を見る為に営業終了30分前のカートコースへ走りに行く。1周もしないでやはり駄目だと判断。

・Raizinトメさんの人脈により2台のKSR80を車体ごとお借りする事が出来た!急にも程がある状況においても快く車体をお貸し下さったT様、S様にはただただ感謝致します。

・夜にピットでお借りしたKSRからエキサイタコイルとフライホイール(50純正)を移植。一気に換えると何が悪かったのかハッキリしないのでとりあえず点火系の根元から。

・本番に備えて前後新品のドライタイヤ組み換え。

 

2019/9/16(月)レース当日

・朝の暖機、チェック時点で著しくキャブセッティングが合わなくなって(濃すぎ)いる事に気付きジェットなど変更。(多分死ぬほど重い80純正から随分軽量な50のフライホイールへの交換が影響していると思われる)

・朝の練習走行はウェットコンディションだったのでレインタイヤで本間君のみ出走。

昨日の問題の解決を確認するも治っておらずピットイン。即座にスペアCDI(銀POSH)に交換、走り出すとすぐに治ったという手応えを得る!

・迎えた決勝はドライコンディション。チーム[MAKANI+雷神+AxxL]は4番グリッドからルマン式スタートで第1ライダー本間君が飛び出し、1コーナーを2番手で通過!

・2周目のアドバンコーナー立ち上がりアウト側で変な切り返しをした前走…というより周りを見てないほぼ並走車の後輪にフロントを弾かれ転倒。直後を走っていた56号車(昨年の総合優勝チーム)もそれに乗り上げる形となってレーススタート後一番最初の多重クラッシュとなってしまう。

・メディカルセンターに呼び出されましたが本間君は比較的軽症でした。後続だった56号車のライダーの方は結構な負傷をされたとの事でした…早期の回復と後遺症の無き事をお祈りいたします。

・メディカルからピットへ帰ると回収されたマシンが戻っていました。

タンク、カウル、ステー、メーター、フォークトップ、レバー、スライダー、スイングアーム、ステップ周り、スプロケット、リアブレーキ周り等、挙げたらキリが無い破損でしたが、皆(チーム内外問わず色んな方にご協力頂きました)で修復を試みてレース開始から丁度2時間経過の12:30に第2ライダーけーたがマシンに跨りコース復帰。

・タコ&スピードメーター、クイックシフターの動作は復帰出来ず。(後にアクセサリースイッチの転倒ダメージによる接点不良と判明)

・アッパーカウルもステーもバキバキ&プラプラで正直目障りだったので、潔く全部外してネイキッドに。

・修復したスプロケットには一抹の不安があったので「何か少しでも異変を感じたら即座にコースサイドに停めて走るのを辞めてくれ!」と伝えるもそのまま1時間のスティントを完遂!

・指定場所で給油する度に車検官でもあった運営の爺さんが一生懸命みんなで修復したネイキッドバージョン用のプラダン製ゼッケンプレートに貼り直したゼッケンを指差して「このゼッケンのデザインが数字がわかり難くて気に入らない!」旨を何度も何度も何度も言って来る。あきらかに激しくぶっ壊れまくったマシンを修復して懸命に走り続ける姿には何の念も抱いてない感じ。(中には一緒に状況を楽しんで盛り上げてくれる良い感じの車検官の方も多かったです。)

「1度言えば分かるんだよ。お爺ちゃん、とっくのとうにボケてるのによくその役職もらえてるね?そもそも車検の時に言えや!能無し天下り野朗!」…って反論したいとこだったけど、そうなればもちろん失格にされたでしょうね(笑)

レギュレーションでは「3.受理されたゼッケン番号を「正面」と「左右」の「3箇所」に貼ること。数字が認識できる状態であれば色や文字形に規定なし。カッコ良く製作してください。」と明確に有ってもこういう老害が生き長らえてる間はつまんねーフォントのゼッケンにした方が良いって事ですね。勉強になりました。

日本国内レースのゼッケンはMotoGPとかとは逆方向の無個性でカッコ悪くなってるから仕方無いか。

・以降きたりんさん→宮腰→高橋さんと順調に周回を重ね最後のスティントはスタートライダーでもあった本間君へ。

・2周目から既にチームトップタイムを塗り替えながらの快走、危なげなく安定した走りで16:30無事にチェッカーを受ける。

・結果は85クラス32位、総合126位。周回数76LAP

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来年は極力このライダーとパッケージを"とんでもなく強化"して帰って来たいと考えています。

2ラップ目の84号車と56号車の転倒の原因になったと思しき走り去った多分どっかのエスハチ(ほんとに何処の誰だとか車体色とかすらももう分からない)には是非ともKSR80のエンジンのまま速さで借りを返したい。

もしもその「純粋なエスハチ」がうちの「やさしいエスハチ」に負けたら激しくダサいですもんね!!そうなりゃ腹の虫も治まるってもんでしょ(笑)

ミニろく本コース事前テスト①

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9月16日の本番前の数少ない富士スピードウェイレーシングコースでの50分の練習枠でした。

 

前日に西日本を縦断した台風10号(クローサ)の影響により、FSWの在る小山町は耐久メンバーのきたりんさん曰く「洗車機の中のような雨と風」に見舞われ、走行時間の14時になっても横殴りの雨で完全ウェットコンディション。

 

レインタイヤの感じも確かめるべきだとタイヤも交換して出走して来ました。

 

うちのチームはドライではミシュランですが、レインの場合はサイズの都合上フロントはピレリのJ-GP3等で使われるディアブロレイン、リアはミシュランのパワーレインのフロント用を逆履きで使います。

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正直言ってどう考えてもミニろく本コース戦フルグリッド140台中最高性能のレインタイヤであると確信していますが、フロント用をリアに逆履きなど使えるのかどうかさえ「やってみなきゃ判らない」内容なので慎重に走り出してみました。

 

まず水温の調整が命題だったんですが、1、2周してはピットインしてラジエターにガムテープを貼る等していたら一瞬で自分の持ち時間は終了。次のけーたに繋ぎます。

 

肝心のタイヤの感触は驚くほど自然に走れるし、むしろ膝も擦れるレベルのコーナリングも出来ていたので「全然グリップも良いし普通に走れる!」と土砂降りの走行後のちょっとアドレナリンが出気味な感じで伝えたのは覚えてます。

 

しかし、1周目を終えて次の1コーナーで転倒。

自力でピットへ戻るも準備の無かったパーツが壊れ、そのままこの日は終了となりました・・・

原因はタイヤとの付き合い方の問題と言うか・・・ここで書いてもライバル足り得る他者にも知られてしまうし、自分にとって意味無いので割愛(破損具合の画像も同様)。

 

時間も半分以下しか走らせられないテストでしたが、得た物としては・・・本当に何が起こるか分からないし、「どんなにバイク経験が有ろうが全ライダー絶対に転倒する」位の覚悟と意識とスペアパーツを用意しなければ、このままでは6時間の完走なんか絶対に出来ないと痛感しました(^^;)

転倒のダメージを軽減させる様な対策も急務です!

2019年ミニろくマシンシェイクダウン!

富士スピードウェイのカートコースにて9/16のミニろく本コース戦にエントリーするマシンのシェイクダウンに行って来ました!

 

チームは「MAKANI+雷神+AxxL」、マシンはRS125の車体にKSR80のエンジンな「やさしいエスハチ」で85クラスにエントリー。

タイヤは140台のフルグリッドでも、恐らく自分たちだけが唯一のユーザーであろうミシュランタイヤです。

ミニバイクのレースにミシュランで挑むというのもなかなか珍しいし、面白いかなと思いまして…

 

気になるそれらパッケージの手応えがどうだったのかと言うと…まだ公にしたくないので追々(笑)

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シェイクダウン初期段階

ハンドルは快適性を兎に角追求した結果アッパーカウルが着けられなくなったので、この日の大半はネイキッドでテストを重ねて行きました。

本コースはカウル&スクリーンが有るだけでストレートの伸びが全く違うので、何としてでも着くようにしなければ…

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シェイクダウン後半

次回テストは8/16のミニろく参加チームの練習枠で本コースですね!